今週もお疲れさまでした。
成績はどうでしたか?
今週は、ずっと方向性が決まっていましたが、わかりましたか?
それでは、今週もドル円の相場環境認識を復習しましょう。
今回は 2022年08月20日時点での相場環境認識になります。
僕のトレード手法は ダウ理論 を基本として、目線の確認、水平線によるライン分析、ローソク足の動きが中心になります。
こんな方におすすめですよ!
- 手っ取り早くドル円の相場環境が知りたい方
- 自分の相場環境認識と比べてみたい方
- 相場環境認識のやり方を知りたい方
まとめにそれぞれの足で確認した目線を記載しています。
お急ぎの方は、そちらだけでも見てくださいね。
YouTube動画でも解説していますので、よかったら見てください。
動画は【VideoProc】 を使って録画しています。声は 玄野武宏さん にお願いしています。(VOICEVOX:玄野武宏)
上位足での環境認識
まずは上位足からの確認です。
僕の場合、上位足は 週足、日足、4時間足 としています。
上位足は中長期トレーダー、スイングトレーダーが確認する足になりますね。
基本的には上位足の流れが強い傾向にあります。
なので、デイトレーダー、スキャルピングトレーダーの方も大きな流れに逆らわないためにもきちんと把握しましょう。
週足
上昇トレンドで、上目線です
まずは、週足からみていきましょう。
先週に引き続き、上昇トレンドですね。
最高値からの下落は、21SMAに支えられる形になり、反発しました。
週足レベルでは、上昇の勢いが強くみえますね。
ライン分析
僕は、時間足ごとに、水平線の色を分けています。
そうすれば、別の時間足をみてても、上位足でひいた水平線と、区別できますよね。
週足の水平線は、最高値にひきます。
週足での水平線は、紫色にしてます。
あとは、最高値の起点と、前回高値にもひきます。
水平線は直近の最高値に引きます。
週足の水平線の色は紫色にしています。
(ラインと見通しを記載)
日足
トレンドなしの下目線です
つぎに、日足で確認します。
日足レベルでみると、最高値の起点を下に抜けて、上昇トレンドが終わったあとでした。
84SMAあたりで反発したけど、21SMAにレジスタンスされる形で、押し戻された状態が先週末でしたね。
今週は、毎日上昇していて、トレンドの終了となった、安値の起点付近まで戻ってきました。
このまま、最高値に向かって、上昇し続けるかもしれないし、
一度、このラインでレジスタンスされて、21SMAあたりから、また上昇するかもしれない。
別の時間足の動きもみて、トレード戦略を組み立てましょう。
ライン分析
日足の水平線は、トレンドの終了となった、安値とその起点にひきます。
日足の水平線は、赤色にしてます。
最高値は、週足で引いているので、日足ではひきません。
日足では、この程度にして、もう少し細かいラインは、4時間足や1時間足でひきます。
4時間足
トレンドなしの上目線です
直近の最安値から、確認していきましょうか。
最安値からは、段階的に上昇していましたが、84SMAあたりで勢いがなくなり、急上昇を超える、急下落がありました。
そのあとは、21SMAに沿って下降していたけど、21SMAを上に抜けてからは、日足でひいたレジスタンスラインまでのびましたね。
目線は上ですが、日足レベルのレジスタンスラインを抜けるほどの、勢いがでるのか。
それとも、レジスタンスされて、押し戻されるか。
今の高値の起点が2円近く下なので、直ぐには反転しなさそう。
今週だけで、4円近くも変動するってすごいですよね。
ライン分析
急上昇や急下落の起点は、意識されやすいので、水平線をひいておきます。
4時間足の水平線は、黄色にしてます。
あとは、今の高値の起点にもひきます。
目線の転換となった、高値・安値も意識されやすいです。
なので、前回高値が、上目線への転換となったので、そこにもひいておきます。
基準足での環境認識
続いて基準足の確認です。
僕の場合、基準足は 1時間足、15分足 としています。
基準足は スイングトレーダー、デイトレーダー、スキャルピングトレーダー が確認する足になりますね。
上位足より動きが出てきますので、目線や勢いはしっかりと把握しましょうね。
1時間足
上昇トレンドで、上目線です
続いて、1時間足をみましょう。
まずは、流れを確認してきます。
今週は、21SMAと84SMAを上に抜けて、きれいに上昇していますね。
安値も高値も切り上げているので、上昇トレンド。
最高値の起点を、下に抜けるまでは上目線なので、ロングで考えるんですが・・・
137円付近って、過去にも結構意識されているんですよね。
日足の、レジスタンスラインを抜けたら、一気に上に行きそうな気もするけど、週明け早々に、抜ける勢いがあるかは、今の段階では判断しづらいな。
ライン分析
1時間足では、直近の最高値と、その起点に水平線をひきておきます。
1時間足の水平線は、緑色にしてます。
この時間足では、あとは、前回と、前々回の高値にひいておきます。
15分足
上昇トレンドで、上目線です
つぎ、15分足ですね。
こちらでも、流れを確認していきます。
15分足でも、安値と高値を切り上げているので、上昇トレンド。
15分足でみると、最高値を作ったあとは、起点付近まで下落しているし、21SMAも下向きになってきているので、上昇の勢いがなくなってきたのがみえますね。
15分足の84SMAが、1時間足の21SMAになるんですが、84SMAがもっと近づいてくるまでは、動かない気がします。
最高値の起点を、下に抜けなければ、上昇トレンドで上目線のままなので、ロングのタイミングを、待つのもあり。
ライン分析
15分足の水平線ですが、最高値もその起点も、1時間足で水平線をひいているので、ひきません。
前回高値も、1時間足でひいているので、この時間足では、前々回の高値にひいておきます。
15分足の水平線は、水色にしてます。
前々回の高値は、何度も意識されています。
なので、このラインを下には、損切の売り決済が溜まっているはずなので、抜けたときは、一気に下がると思います。
下位足での環境認識
最後に下位足の確認です。
僕の場合、下位足は 5分足、1分足 としています。
僕が確認することの多い足です。
下位足は デイトレーダー、スキャルピングトレーダー が確認する足になりますね。
これまで以上に動きが出てきます。
短期的なトレードを行う場合、下位足のみに着目してトレードしがちですが、大きな流れの一部であることを再度認識しましょう。
下位足で発生した上昇トレンドは、基準足での上昇トレンドの一部とは限りません。
もしかしたら、下降トレンド中の調整波かもしれません。
その場合は、必ずしもロングが優位性の高いトレード戦略にあるとは限りませんよね。
5分足
トレンドなしの下目線です
最後に、5分足の確認です.
直近の流れを確認していきましょう。
5分足でみると、最高値の起点を、下に抜けているので、下目線になってますね。
あと、15分足で引いた水平線が、意識されているのがよくわかります。
このように、相場参加者の多くの人が、意識しているラインがわかると、自分のトレード戦略をたてるときに、判断の根拠にしやすいです。
これでとっても大事。
水平線は、どこにでも、何本でもひけるので、多くの人が意識しているラインがわかると、勝率が、ぐっとあがります。
ライン分析
5分足の水平線ですが、最高値は1時間足でひいたので、今回もひきません。
なので、最高値の起点と、起点を下に抜けた安値にひきます。
でも、起点を下に抜けた安値は、15分足ですでにひいたので、こちらもひかず、安値の起点にひいておきます。
5分足の水平線は、白色のままにしてます。
まとめ
今週の環境認識の復習は以上です。
それではそれぞれの目線もおさらいしましょう。
時間足ごとの目線
- 週足: 上昇トレンド / 上目線
- 日足: トレンドなし / 下目線
- 4時間足:トレンドなし / 上目線
- 1時間足:上昇トレンド / 上目線
- 15分足:上昇トレンド / 上目線
- 5分足: トレンドなし / 下目線
大きな流れとしては、以前として上昇です。
今週になって、4時間足の目線が上に変わりました。
基準足は、先週に続いて上昇トレンドが継続していて、買いの勢力が強いまま。
下位足は、動きが激しくなりやすい特性があるので、目線がコロコロと切り替わります。
今は、トレンドがなく下目線になっていますが、週明けの東京市場が始まったあたりからの動きに注目しましょう。
この内容が、あなたのトレード戦略の参考になると嬉しいです。