相場環境認識

【10分で解説】今週のドル円相場環境認識 22.9.24

今週のドル円相場環境認識 22.9.24のトップ画面

今週もお疲れさまでした。

成績はどうでしたか?

AboChe

今週は、-28.6pipsでした。。。

今週は、なんといっても、政府・日銀による、円買い・ドル売りの為替介入がポイントです。

為替介入は、1998年6月以来、約24年ぶり。

詳しくは、各時間足でみるけど、146円近くから140円前半まで急落。

為替介入は、急激な円安の動きに、歯止めをかけるのが目的だけど、日本の単独介入だし、効果には限界があると報道されてます。

それでも、145円が防衛ラインだ、という認識が、広まったと思っています。

それでは今週もドル円の相場環境認識を復習しましょう。

今回は 2022年09月24日時点での相場環境認識になります。

僕のトレード手法は ダウ理論 を基本として、目線の確認、水平線によるライン分析、ローソク足の動きの観察が中心です。

こんな方におすすめ!

  • 相場環境認識のやり方を知りたい方
  • 自分の相場環境認識と比べてみたい方
  • ドル円の相場環境が知りたい方

まとめにそれぞれの足で確認した目線を記載しています。
お急ぎの方は、そちらだけでも見てくださいね。

YouTube動画でも解説していますので、よかったら見てください。

動画は【VideoProc】 を使って録画しています。 今回の環境認識は、対応デバイスの多さと使いやすさに定評のあるヒロセ通商 でやりました。

声は 玄野武宏さん にお願いしています。(VOICEVOX:玄野武宏)

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上位足での環境認識

AboChe

まずは上位足からの確認です。

僕の場合、上位足は 週足、日足、4時間足 としています。

上位足は中長期トレーダー、スイングトレーダーが確認する足になりますね。

基本的には上位足の流れが強い傾向にあります。

なので、デイトレーダー、スキャルピングトレーダーの方も大きな流れに逆らわないためにもきちんと把握しましょう。

週足

22.9.24のドル円週足

上昇トレンドで上目線です

140円を超えたあたりから上昇の勢いが弱くなっているけど、上昇トレンドも継続、目線も上のまま。

ここ2週間は、143円を超えたあたりで均衡している感じ。

ライン分析

では、ダウと目線の切替を根拠に、水平線をひいていきます。

最高値は更新中なので、最高値にはひかず、その起点にひきます。

週足の水平線は紫色にしています。

あとは、前回高値にひきます。

直近2週間ぐらいは調整段階にいるけど、依然として流れは、上昇。

週足は、大きな流れを確認する程度にして、日足からもう少し細かい動きをみていきます。

日足

22.9.24のドル円日足

上昇トレンドで上目線です

140円を超えたあと、一気に145円付近まで上昇していたけど、心理的節目となっている145円でレジスタンス。

3回目のトライで、146円付近まで突き抜けたけど、同時に140円前半まで下落しました。

この日が、24年ぶりに為替介入のあった、9月22日です。

ライン分析

急上昇により、最初に145円付近に到達した高値を、最高値として水平線をひきます。

146円付近まで上昇したローソク足もあるけど、先ほど最高値と決めた高値を、ローソク足実体で更新してないので、日足では、最高値としません。

日足の水平線は赤色にしています。

あとは、最高値、起点となる安値と、前回高値にひいておきます。

為替介入により、6円近くも下落したけど、日足レベルではトレンドも継続したままだし、目線の切替もない。

為替介入の翌日には、21SMAに支えられる形で再度上昇しているので、今の段階では一時的な急下落としてしか見れない印象。

流れは依然として上昇なので、再び145円を目指して上昇する可能性の方が高いと思う。

4時間足

22.9.24のドル円4時間足

トレンドなしの下目線です

上位足で見たとき、136円付近からの上昇が145円付近で止まっていたので、142円付近から145円付近の間のレンジ相場のように見れる。

ほとんど日足で見た動きと同じだけど、145円のレジスタンスラインを抜けて、146円付近に近づいたところから、長いしたヒゲの状態で140円付近まで急下落。

そのあとは、再び143円付近まで戻ってきたところ。

ライン分析

それでは、水平線をひいてもう少し動きを確認してきます。

4時間足で見ると、日足でひいた高値のラインをローソク足実体で更新しているので、145円を超えたローソクを最高値として水平線をひきます。

4時間足の水平線は黄色。

あとは、最高値の起点となる安値と急下落を受け止めた安値にもひいておきます。

4時間足でみると、最高値の起点となる安値をローソク足実体で下に抜けたので、上昇トレンドが終わって、目線も下に切替わった認識。

急下落のあとは、最高値の起点付近まで戻ってきている状態。

同時に、21SMAも重なっているので、レジスタンスされて下に向かうのか。

それとも、再び145円を目指して上昇するのか。

急下落の要因が日本単独の為替介入である と報道されているため、引き続き、上昇の勢いは続くと予想される。

だけど、ファンダメンタルズは参考程度にして、テクニカル分析を中心に判断した方が、自信をもってトレード戦略が練られると思う。

基準足での環境認識

AboChe

続いて基準足の確認です。

僕の場合、基準足は 1時間足、15分足 としています。

基準足は スイングトレーダー、デイトレーダー、スキャルピングトレーダー が確認する足になりますね。

上位足より動きが出てきますので、目線や勢いはしっかりと把握しましょうね。

1時間足

22.9.24のドル円1時間足

トレンドなしでの下目線です

為替介入した時の動きが、よく見えます。

145円に向けてじわじわと上昇してて、145円を抜けて一気に146円に到達しそうだった。

そのタイミングで為替介入があって、大きく下落。

そのあとは、押し目を作りながら最高値の起点となる安値付近まで上昇しているところ。

ライン分析

こちらでも、水平線をひいてから分析します。

146円付近に到達した最高値は4時間足でひいたので、その起点となる安値にひきます。

1時間足の水平線は緑色にします。

あとは、急下落を受け止めた安値にもひきますが、

急下落を支えた安値は、最初に141円まで急下落したローソク足とみる人もいるし、

さらにそのあとに、140円前半まで下落したローソク足とみる人もいると思う。

僕は、140円前半まで下落した安値を採用しているけど、どちらを選んでも起点となる高値は最高値です。

どちらも意識されると思うので、水平線は両方ともひいておきます。

140円前半のローソク足は、4時間足でひいたので1時間足ではひきません。

あと、ダウ理論とは別だけど、144円のキリ番も急下落前には意識されていたので、こちらにもひいておきます。

急下落により、トレンドもなくなり、目線も下に転換した状態。

そのあとは再び上昇しているけど、途中で21SMAが意識されて、一時的に反発したものの、21SMAも上に抜けて、最高値の起点となる安値にひいたラインに対して、何度もトライしている。

このことから、目線は下に切替わったけども、上昇の勢いは依然として続いていると判断します。

今回、為替介入が行われたことで、また介入があるかも!という疑心暗鬼がうまれたはず。

上昇の勢いは残っているけど、為替介入前よりは、多少勢いが弱まるんじゃないかな。

15分足

22.9.24のドル円15分足

上昇トレンドで、上目線です

この時間足で見れるのは、為替介入後の動きで、上昇の流れが見てとれる。

金曜日は日本市場が休みだったので、日中帯は動きが小さいけど、欧州勢が参加した夕方から動きが活発になって、上昇に勢いがついた感じ。

動きは激しいけど、安値と高値を切り上げているので、上昇トレンドになっている。

ライン分析

水平線は、最高値とその起点となる安値にひきます。

15分足の水平線は水色です。

あとは、上昇トレンドの判断基準となった前回と前々回高値にもひいておきますが、前回高値は4時間足でひいているので、前々回高値にひきます。

上位の足では下目線だけど、上昇の勢いがあるように見えていた。

15分足で確認すると、すでに上昇トレンドができている状況。

4時間足、1時間足でひいた水平線近まで到達して、上昇の勢いは弱まってきてはいるけど、週明けの月曜日にこのラインを突破しているのか、それとも反発して下落しているのか。

最近の傾向では、週末をはさんでも上昇の勢いが続いているので、15分足での最高値を更新して、上昇トレンドが継続しそうな気がする。

週明けの動きに注目ですね。

特に、15分足より細かい時間足でトレードする場合は、自身がトレードするときに、もう一度環境認識をしてからトレード戦略を練りましょう

まとめ

AboChe

今週の環境認識の復習は以上です。

それではそれぞれの目線もおさらいしましょう。

時間足ごとの目線

  • 週足:  上昇トレンド / 上目線
  • 日足:  上昇トレンド / 上目線
  • 4時間足:トレンドなし / 下目線
  • 1時間足:トレンドなし / 下目線
  • 15分足:上昇トレンド / 上目線

為替介入により、4時間足、1時間足では目線の転換やトレンドに変化がありました。

600pipsもの変化が起きたけど、日足で見ると、一時的な下落程度の変化にとどまっており、トレンドへの影響はありませんでした。

15分足からは、上昇トレンドも発生しているので、依然として勢いは上昇のままでしょう。

僕のやり方がすべて正解ではないので、自分の考え方にあう、とか、参考になる部分があれば、その点だけでも、自分の判断の参考に取り入れてもらえればいいなって思います。

この内容が、あなたのトレード戦略の参考になると嬉しいです。

下位足は、目線がコロコロと切り替わり、トレンドがなく下目線になっています。

週明けは15日で、ごとうびですが、欧州製は引き続き夏季休暇中なので、動きは鈍そうです。

この内容が、あなたのトレード戦略の参考になると嬉しいです。

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