相場環境認識

【10分で解説】今週のドル円相場環境認識 22.8.13

2022年8月15日

【10分で解説】今週のドル円相場環境認識 22.8.13

今週もお疲れさまでした。

成績はどうでしたか?

今週は祝日があったり、欧州勢が夏季休暇に入り始めたので、少し動きが悪かった印象です。

それでは今週もドル円の相場環境認識を復習しましょう。

今回は 2022年08月13日時点での相場環境認識になります。

僕のトレード手法は ダウ理論 を基本として、目線の確認、水平線によるライン分析が中心になります。

AboChe

こんな方におすすめですよ!

  • 手っ取り早くドル円の相場環境が知りたい方
  • 自分の相場環境認識と比べてみたい方
  • 相場環境認識のやり方を知りたい方

まとめにそれぞれの足で確認した目線を記載しています。
お急ぎの方は、そちらだけでも見てくださいね。

YouTube動画でも解説していますので、よかったら見てください。

声は 玄野武宏さん にお願いしています。(VOICEVOX:玄野武宏)

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上位足での環境認識

AboChe

まずは上位足からの確認です。

僕の場合、上位足は 週足、日足、4時間足 としています。

上位足は中長期トレーダー、スイングトレーダーが確認する足になりますね。

基本的には上位足の流れが強い傾向にあります。

なので、デイトレーダー、スキャルピングトレーダーの方も大きな流れに逆らわないためにもきちんと把握しましょう。

週足

22.8.13 ドル円の週足の相場環境認識

上昇トレンドで上目線です

こちらは先週から変わらず上昇トレンドが継続しています。

週足レベルでは、他に目立ったポイントがないですね。

ライン分析

水平線は直近の最高値に引きます。

週足の水平線の色は紫色にしています。

最高値の起点となる押し安値と、押し安値の起点となった高値にも水平線を引いておきます。

前回高値で引いたラインが綺麗に意識されているのがわかりますね。

日足

22.8.13 ドル円の日足の相場環境認識

トレンドなしの下目線です

日足ではずっと上昇トレンドが続いてました。

途中、上昇トレンドが崩れましたが、再び上昇トレンドとなり、直近の最高値に到達しています。

しかし、そのあとは下落が続いています。

最高値から下落した後、再度上昇していますが、 21SMAにレジスタンスされた形になっています。

最高値の起点となったサポートラインを下に抜けたので、このタイミングで上昇トレンドが終焉を迎えました。

トレンド終了後に高値は切下げていますが、安値は切下げていないので、まだ下降トレンドになっていません。

ライン分析

日足の水平線は、上昇トレンドの転換となった安値にひきます。

日足の水平線は赤色にしています。

そして、安値の起点となる戻り高値と、切下げた高値に引いておきます。

来週以降に週足で引いたサポートラインを下に抜けるほどの勢いがでるのかがキーになりそうです。

4時間足

22.8.13 ドル円の4時間足の相場環境認識

トレンドなしの下目線です

直近の最安値から見ていくと、最安値の起点近くまで上昇したけど、一度レジスタンスされて下落。

この時点では、トレンドも目線の転換も起きていません。

21SMAにサポートされる形で再度上昇して、最安値の起点を上に抜けました。

この時点で下降トレンドが終了しました。

しかし、そのあとは、トレンド転換の起点となった安値を切下げた状態です。

そのあと、長い下ヒゲでは安値を切下げていますが、ローソク足実態では切下げていないので、 安値の切下げとは判断していません。

ライン分析

4時間足の水平線は直近の安値に引きます。

4時間足の水平線は黄色にしています。

その安値の起点となった戻り高値とその起点となった安値にも引いておきます。

直近安値を作ったあとは、上昇中なので、この時点では水平線は引きません。

現時点では、21SMAにレジスタンスされる形になっています。

加えて、その上には84SMAと先ほど引いたレジスタンスラインが控えている状態です。

そのため、売り優勢になるのではないかと思っています。

このまま反発すれば、直近安値に向かって下落する可能性があります。

基準足での環境認識

AboChe

続いて基準足の確認です。

僕の場合、基準足は 1時間足、15分足 としています。

基準足は スイングトレーダー、デイトレーダー、スキャルピングトレーダー が確認する足になりますね。

上位足より動きが出てきますので、目線や勢いはしっかりと把握しましょうね。

1時間足

22.8.13 ドル円の1時間足の相場環境認識

上昇トレンドで上目線です

直前の急下落が目立ちますね。

急下落を受け止めた安値から戻り高値を作っていますが、21SMAでレジスタンされている形ですね。

その後は、21SMAに沿う形で下落していき、急下落を受け止めた安値を切下げて最安値となっています。

最安値からは、最安値の起点を上に抜ける上昇となりました。

そのあとは安値と高値を切り上げて上昇しているので、上昇トレンドになっています。

ライン分析

1時間足の水平線は直近最安値にひきます。

1時間足の水平線は緑色にしています。

あとは、最安値の起点となった戻り高値と、下降トレンドに終止符を打った高値にも引きます。

その後、上昇トレンドを作った高値と直近高値にも引きます。

4時間足では売り優勢に見えていますが、1時間足でみると上昇トレンド中です。

ただし、直近が21SMAにサポートされながら、直ぐ上には84SMAが近づいています。

このまま上昇トレンドが継続するのか、84SMAにレジスタンスされて反発するのかは、下位足の動きも見ながらの判断になります。

15分足

22.8.13 ドル円の15分足の相場環境認識

上昇トレンドで上目線です

15分足では、上昇の勢いがありますね。

最安値からの上昇トレンドの途中で安値を切下げてしまったので、上昇トレンドが崩れました。

その後、 再び安値と高値をそれぞれ切り上げたので、上昇トレンドになっている認識です。

そのあとは高値も更新できず、安値も更新できずの状態た続いているので、 この間でレンジになっていますね。

ライン分析

直近最高値は1時間足と同じなので、僕の場合は15分足では引きません。

最高値を作った起点にはひきます。

15分足の水平線は水色にしています。

あとは、上昇トレンドの起点となった高値にも引いておきます。

このラインは、最高値からの下落時に何度か意識されていますね。

15分足でみても直近は、明確な方向性が判断しづらい印象です。

1時間足と15分足では上昇トレンドは継続しているので、21SMAを上に抜けれれば、直近高値に向かって上昇しそうです。

ただ、日足や4時間足では売り目線なので、トレード戦略の基本は上位足の動きに従います。

ですが、 もう少し方向性が見えてきたタイミングでのエントリーを考えた方が優位性が高いトレードができそうです。

下位足での環境認識

AboChe

最後に下位足の確認です。

僕の場合、下位足は 5分足、1分足 としています。

僕が確認することの多い足です。

下位足は デイトレーダー、スキャルピングトレーダー が確認する足になりますね。

これまで以上に動きが出てきます。

短期的なトレードを行う場合、下位足のみに着目してトレードしがちですが、大きな流れの一部であることを再度認識しましょう。

下位足で発生した上昇トレンドは、基準足での上昇トレンドの一部とは限りません。

もしかしたら、下降トレンド中の調整波かもしれません。

その場合は、必ずしもロングが優位性の高いトレード戦略にあるとは限りませんよね。

5分足

22.8.13 ドル円の5分足の相場環境認識

トレンドなしの下目線です

こちらは15分足でみた最高値の起点となる安値から見てみましょう。

安値の起点となる戻り高値を上に切り上げて上昇していきます。

そのあとは、1時間足で引いたラインでレジスタンスされていますね。

チャートパターンのトリプルトップもできました。

その後は、再びレジスタンスラインへトライしていますが、超えることができずに21SMAに沿ってじりじり下がっていますね。

ライン分析

5分足の直近最高値は1時間足のラインと同じなので、引きません。

また、上昇トレンドが終わることになった安値は15分足のラインと同じなので、引きません。

その安値の起点となった高値のみ引きます。

分足の水平線は白色にしています。

5分足でみても直近は、明確な方向性が判断しづらい印象ですね。

それでも21SMAにそってじりじり下がっているので、売り勢力が強いと思います。

それぞれの時間足で目線が混在しているので、少し強気ですが、pipsを絞った短期トレードはできますね。

安全に行くのであれば、上位足・基準足の目線があったタイミングでのトレードがよいです。

まとめ

AboChe

今週の環境認識の復習は以上です。

それではそれぞれの目線もおさらいしましょう。

時間足ごとの目線

  • 週足:  上昇トレンド / 上目線
  • 日足:  トレンドなし / 下目線
  • 4時間足:トレンドなし / 下目線
  • 1時間足:上昇トレンド / 上目線
  • 15分足:上昇トレンド / 上目線
  • 5分足: トレンドなし / 下目線

上位足では、目線が切り替わったので、下目線になっています。

基準足は、上昇トレンドが出ていて、上目線ですが、上位足での調整波の位置になります。

下位足は、目線がコロコロと切り替わり、トレンドがなく下目線になっています。

週明けは15日で、ごとうび ですが、欧州製は引き続き夏季休暇中なので、動きは鈍そうです。

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